BRIDGIC BLOG

ブリジックの日記

しだれ桜の名所「矢板武記念館」で思いがけぬ再会

2016.04.02

母と息子達と一緒に矢板武記念館のしだれ桜を観てきました。

ちょっと肌寒い曇り空の下でしたが相変わらず見事でした。
桜の後は必ず敷地内の蔵でのイベントに参加します。
今回は昨年オープンした「蔵 DE Books」で思いがけぬ再会がありました。
中学時代の恩師です。
私が先生にご挨拶をしていると後ろで母が驚いていました。
なんと母の恩師でもあったのです。
親子2世代に渡りお世話になった先生にお会いできるとは!
昨年退職し元気をなくしていた母は、
自分より20歳近く年上でも元気に活動していらっしゃる先生にお会いし元気をいただいたようでした。
先生が繰り返し母におっしゃっていたことは
「病は気から、よ。
病気を乗り越えたのだもの、
前向きな気持ちでいれば毎日がもっと楽しくなるわよ。
お孫さんに本を読んであげるといいわ。声を出すと元気になれるの。
いろいろ試して楽しみを見つけるといいわ。」
数十年の時を超えて先生が母を諭してくださいました。
実は今朝1件目の予定が30分遅れになり、
その後ずるずると後の予定がずれ込み、
さらに午後はちょっと立ち寄るはずの図書館や近くの家具屋さんでつい長居してしまい、
15時までのお琴の演奏会に間に合いませんでした。
でもそのおかげで恩師との思いがけぬ再会というめぐり合わせをいただきました。
娘の私がお説教じみたことを言うよりもずっと効果的な数十分間の再会でした。
大好きな場所でまた一つ素敵な思い出が増えました。
明日は母の誕生日。この再会が何よりのプレゼントになったと思います。